令和4年玉川中学校職場体験の様子!11月10日、11日 
 令和4年11月10日、11日と2日間にわたり、塩竈市の中学校の依頼により職場体験を土地家屋調査士門間勇一事務所&有限会社チームサモンで行われました。昨今、土地家屋調査士は、受験者数が減少傾向にあります。また、試験の難関からか、若い合格者が出にくい状況にあります。それに開業条件が資格にあり、事業の継承が困難な状況にもあります。これらは、高価な機械が発達する現在の状況で、あんまり芳しいことではありません。
 これらの問題を打破するため、当事務所では、若い方に興味を持っていただき、いくらかでも受験者数が、右肩上がりになってほしという理由で、中学校の依頼をうけることにしました。

 今回、当事務所に来ていただいた中学生は、市内野玉川中学校2年の新山翔琉(にいやまかける)君と鈴木悠斗(すずきゆうと)君です。二人ともおとなしい性格のようで、私どもの説明をかみしめて聞いていたようです。

 10日午前中に土地家屋調査士の職務や測量などの説明、当社の状況などを説明し、測量機械やGPS、ドローン、3Dプリンター、レーザー彫刻機などの操作の説明を行いました。

午後から仙台法務局塩竈支局、塩竈市役所の各関係各課などの視察を行い、一日目が終了しました。

 11日の2日め午前中は、土地家屋調査士三浦先生にもお手伝いいただき、七ヶ浜町で、実際の境界立会状況を見たり、実際に境界設置などの実務を体験しました。午後には、当事務所で、現在進行中の造成地や建物建築中の場所、建築が終了し販売している現場を視察しました。

2人とも人とのかかわりや、建物ができるまでの細かい作業などに感心しましたと感想をいただきました。

 今回、当事務所で職務体験を行ったことで、地域ぐるみで若い力を育てていく、大切さというものの重要性を実感しました。また、土地家屋調査士という仕事をもっと盛り上げていくため、若い力に未来を託して、育てることが必要だとも考えさせられました。
   現在は、この機械で、測量しているんですよ!自動で動いて
ミラーを補足してくれ、ピントも自動で合わせてくれるので
作業効率が特段に上がりました。また、リニアモーターカーと
同じシステムを使用しているためレンズを動かしても問題あり
ません。

なるほどと聞いています。
こちらが30年ぐらい前に使用していた、平板測量というものです。
こちらが仙台法務局塩竈支局です。塩竈や多賀城市、利府町
七ヶ浜町、松島町の土地の情報を管理しています。
こちらが、塩竈管内の司法書士や土地家屋調査士の名簿のボードになります。私もやっと真ん中ぐえらいになりました。
ここで土地建物の閲覧や会社の情報などを閲覧するため
申請書を記入する場所です。
こちらが、申請書を訂正したり、相談すす場所です。
仙台法務局塩竈支局の職員の方からパンフレットをいただきました。ありがとうございます!
おっと!こんなところで一緒に仕事をさせていただいている草野
司法書士にお会いしました!
司法書士は、誰の所有か?ということを土地家屋調査士は、
不動産の情報を法務局に申請するんですよ。
仙台法務局塩竈支局で記念撮影。
草野先生がいたので事務所職員も一緒にもう一度記念撮影。
塩竈市教育委員会を尋ねました。こちらがみんなの学校の土地の境界を管理しています。ここに境界の立ち会いをお願いするんですよ。
こちらは、塩竈市土木課です。道路などの境界の立ち会いをお願いするところです。
ここから2日目!令和4年11月11日金曜日本当の土地境界立会に立ち会ってみました。 
みんなと混ざって説明を聞いています。
ここが・・・・。一所懸命説明する当事務所職員
問題ありません。とかなんとか言ってるのかな?
よし、今度は、こっちだよー!
電柱の移動などで説明する七ヶ浜町建設課の職員さん。説明が、とんでもなくご丁寧です。
助っ人の土地家屋調査士三浦先生登場!
一緒に記念撮影!
この様に土地の境界は大切なんだよ!
よーっし!今度は、境界杭の設置するための穴掘りだぞい!
いいか!この様にだな腰を入れて、突き刺す!突き刺す!突き刺す!あちょおー!
疲れたから一休みだ!
この様にだな!それじゃ―実際やってみて!
そうそうそのちょうし!いいぞいいぞ!
もうちょっと腰を入れて、この様に上からじっくっと!
うまいじゃん!
はいこうたいだぞい!
おーっと!ちょっとたがいがな?(境界杭の頭が高い)
もうちょっとがな?
いいじゃんいいじゃん!そのちょうしだ!
よし!今度は、機械のたてがだだー!(立て方)
こいなぐすてー。さんきゃぐの足をうごがねぇどごにおいてだなー。(この様にして、三脚の脚を動かない場所に設置して)
きがいをおぐんだー。(機械を三脚の上に置いて)
したのねじばしめんだ。(下のねじを閉めます。)
こいなぐして機械をうごがしてだな(この様にして、機械を操作します。)
こごが、ほにゅあららで、なんとがかんとが。(ここが、・・・でこうなっていますと丁寧な言葉で教えていると思われます。)
ここが、機械点であっちを見て0度に角度を設定します。
見てみて。この上の丸印を見ながらあっちの方向にレンズを向けて、この丸いノブをくりくり回すとピントが合うよ。
アー見えた見えた。
はい!それじゃ―交代!
これで、自動に境界杭を設置する部分にレンズが動くんだ。
そこでこれを押すと前後左右が表示されるよ!
決定した場所にこの場所は、金属標をせっちしまーっす!
後片付けも大事な仕事です!
そうそうこれはここに入れてね!
この後、当事務所で実際作業している造成地や、建物建築場所、また建物建築後、販売している現場を視察しました。
どうもなれない時間を長々とお疲れさまでした!